『南三陸の記憶』常設写真展示館【震災から、これまでの歩み】
さんさん商店街内“さりょうスタジオ”内では、常設の写真展示館として『南三陸の記憶』を常時開催しております。
東日本大震災から、これまでの歩みを撮影した貴重な写真の数々がをご覧いただけます。
商店街にお越しの際には、ぜひお立ち寄りいただけると幸いです。
『南三陸の記憶』概要
正式名称 | 佐藤信一常設展示館『南三陸の記憶』 |
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展示館の場所 | さんさん商店街内、さりょうスタジオ |
開館時間 | 10:00~17:00 火曜定休 |
入場料(税込) |
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お問い合わせ | 0226-28-9291(10:00~17:00 ※火曜定休) |
『南三陸の記憶』店主による語り部プログラム
展示館では店主による語り部プログラムも開催中です!
個人の方でも参加しやすい、リーズナブルな価格なので、ぜひお気軽にご利用ください。
語り部プログラムの内容・料金など
- 所要時間:30分
- 最大人数:10名まで
- 料金:¥5,000(税込)※10名以上は+500円/人(税込)
- お申し込み:0226-28-9291(10:00~17:00 ※火曜定休)
- 事前予約必須
カメラマン佐藤信一から、全国の皆様に
あの日以来、多くの人たちが南三陸を訪れて、心を繋いでくれています。
本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
私は町の小さな写真屋の二代目。
皆さんに支えられて今日まで頑張ってこれました。
先日、私の撮影した昔の町並の写真を見た方が泣いていた。
ガレキの中から探し出した一枚の写真を私に見せ「これでまた生きていけるよ」と大切に胸にしまった人もいた。
ホント写真の力ってすごいなと感じた。
私の店も家もすべて流されたけど、この町に生かされた写真屋ができる事。
それはやはり写真で恩返しする事、そう強く感じています。
写真はありのままを写す。
時に辛い場面も写し出す。
だから喜びも悲しみも心を込めてシャッターを切ろう。
そう心に決めました。
かけがえのないふるさとと人々の心のあたたかさを伝える為に。
今を移せば未来へ繋がる。
写真の力を信じて…
頑張ろう
南三陸 佐藤 信一
(※本人の筆をそのまま文章にしております。ほとんど整形しておりません)
佐藤信一著の写真集も販売中です
「著者略歴」
佐藤 信一
1966年、宮城県本吉郡南三陸町生まれ。
親子二代、南三陸町で写真館「佐良スタジオ」を営んでいたが、2011年3月11日、東日本大震災の津波により自宅及び写真館を失う。地震直後から失われた街が元通りになるまでの道のりを今も撮りつづけている。写真集『南三陸から2011.3.11~2011.9.11』で第43回講談社出版文化賞「写真賞」受賞。
(引用元:Amazon)
『南三陸から』 vol.1 2011.3.11~2.011.9.11(Amazonへ)
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「内容紹介」
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で写真館を営み、自ら被災しながらも、震災後から現在に至るまで、現地の様子(被災された方々・被災地)を撮影し続けている、佐藤信一さん(45歳)が収めた写真集。
この写真集一冊につき300円を、さらに利益が発生した場合はその全額を南三陸町への義援金として寄付します。
この写真集は、現地で被災をし、今もなおそこで暮らし続ける当事者佐藤信一さんが撮ったからこそ伝えられる、“ぬくもり感”に満ちています。
被写体である町の方々も、報道では伝わらない“ありのままの姿”で写っています。
そしてなによりも、復興に向けたエネルギーに満ちた写真集です。佐藤信一さんは、写真集の刊行に当たって次のように述べています。
「私の店も家もすべて流されたけど、この町に生かされた写真屋ができること。
それはやはり、写真で恩返しすること。
そう強く感じています。かけがえのないふるさとと人々の心の強さ、あたたかさを伝える為に。
今を写せば未来へ繋がる。
写真の力を信じて。」(引用元:Amazon)
『南三陸から』 vol.2 2011.9.11~2.012.3.11(Amazonへ)
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「内容紹介」
あの津波から1年。
宮城県南三陸町に訪れた秋と冬。
写真家として、被災者として。
佐藤信一が撮りつづける大切な故郷と、そこに生きる人々からのフォトレター第二弾。(引用元:Amazon)
『南三陸から』 vol.3 2012.3.11~2013.3.11(Amazonへ)
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「内容紹介」
本書は、再生にむかう宮城県南三陸町を撮り続ける写真家、佐藤信一による写真集シリーズ『南三陸から』の第3弾です。
震災から2年。被災地を訪れる人が少なくなってきている今、ひとりでも多くの人に訪れてほしいと願いながら綴った手紙と写真で、南三陸の魅力を伝えます。
また、被災地の現状を伝えるだけでなく、ガイドブックとして観光誘致の支援になることも目的にしています。この写真集一冊につき300円を寄付、さらに利益が発生した場合はその全額を南三陸町への支援金として寄付します。
(引用元:Amazon)
『南三陸から』 vol.4 2013.3.11~2014.3.11(Amazonへ)
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「内容紹介」
たくさんの愛しいものたちを失った、あの日から3年。
一歩ずつ“懐かしい未来へ"向かう、海と山と空が美しい町、宮城県南三陸町で暮らす人々がそれぞれの“今"を綴った、佐藤信一による南三陸からの4通目のフォトレター。(引用元:Amazon)
『南三陸から』 vol.5 2011.3.11~2017.3.3(Amazonへ)
近日発売予定
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コメント & トラックバック
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初めての東北で初めての昼食の後、写真展を拝見しました。
動画などで見てはいたものの、震災前の写真なども一緒に見ることで胸に迫るものがありました。
表に出ると、工事車両がまだ多くあり、6年もたったとは思えない光景でした。
またゆっくり来たいと思います。ありがとうございました。
山下様
ありがとうございます!
店主、佐藤です。
わざわざ足を運んでいただき、そのように感じて頂けるのは、我々にとっても励みになります。
またのお越しお待ちしております。
毎年この時期に両親を含めて家族旅行をしています。
今年は東北へと目的地を決めた時から、沿岸の被災地をこの目で見ておきたいと予定していました。
あの日から6年以上の月日が経っても、造成中の何もない風景、骨組みだけの防災庁舎…かつて皆さんが日常を送っていた場所だったのかと衝撃を受けました。
映像として見ていましたが、自分の想像を超えた現実に、現実に起きている事なのに映画やCGを見ているような理解を超えた感覚でした。写真展を拝見して、それは現実に起きていて故郷が壊されていく体験されたたくさんの方々がいたのだと、涙が落ちました。
まだまだ復興までは道半ばと感じるのと同時に、辛い体験を乗り越えて前を向く人間の強さ素晴らしいと思います。
南三陸の皆さんの幸せを祈念し、微力ながら応援しています。ありがとうございました。
コメントありがとうございます!
何かを感じていただけたようで、良かったです。
今後も、この場所で頑張っていきます。
また、お越しくださいませ。
先日、写真展に伺い、大変心を打たれました。
この震災を決して忘れてはならない、他の人にも紹介したいと思い、
『南三陸から 2011.3.11~2011.9.11』をアマゾンで購入しようとしたのですが、
現在(2021.9.22)、定価にて新品購入できない状態になっています。
定価で新品購入できるようにご対応いただけると幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
海永様
この度は、さんさん商店街へお越しくださり誠にありがとうございます。
お問い合わせの内容につきましてさりょうスタジオに確認したところ、
大変申し訳ございませんが、現在はAmazonでは取り扱っていないとのことでした。
新品の写真集につきましてはさりょうスタジオにて発送も承っているとのことでしたので、
お手数をおかけいたしますが、直接さりょうスタジオにお問い合わせしてくださいますよう
お願い申し上げます。
【さりょうスタジオ】
0226-28-9291
9:00~18:00
火曜日定休
1冊1,500円+税+送料でご案内しております。
お得な5冊セットもございますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。